太極拳

太極拳推手(発力の瞬間)
太極拳推手(発力の瞬間)

徳勝会で指導する太極拳は、楊家太極拳です。

太極拳は中国武術の中でも、最も高度な理論を技術を持ち合わせた武術です。中国武術は用法などを観るとほとんどが後手必勝の技術と言えますが、実際は敵に隙がある時や準備が整って無いと、迅速に攻撃し撃破します。特に形意拳はイザ実戦となると、敵が準備が整わない内に遠い間合いから迅速に歩を進め一気に粉砕します。これが世に言う半歩崩拳です。しかし、太極拳は違います。相手が攻撃するまで待ち、相手の攻撃を化勁で受け流すか、相手の力を戻してあげるのです。この技術は大変高度で現在中国でも出来る人はごく僅かです。以前、ある人が取材で、中国の太極拳の武術家に「実戦技術を見せてください。」と言い、武術家の方が承諾すると、その人は何を思ってか、武術家に向かって「では、かかって来てください。」と言った、武術家は仕方なく、軽く手の甲で叩きました。その手はその人の顔に当たり「さすが太極拳の達人だ、早くてよけられない!しかし、この技は通背拳の技だ。そうか、この先生は通背拳が得意なんだ。」と、勘違いする話がありました。後日、その武術家にあった時その話を聞き、その時武術家は「あの人は中国武術を何も理解していないし、理解することはできない人です。私はあの人が当然あの一手をよけるものだと思っていました。そしてよけた時本当の太極拳を見せてあげるつもりでした。」と、言っておられたのです。太極拳は正に後手必勝です、相手と触れた時相手の力に対して化勁を使い、受け流したり、弾き飛ばします。 太極拳は静中に動を求め、動中に静を求めます。太極拳の套路を演じているときは、絶えず身体内部に内動を行います。内動の感覚は大切です。なくてはならない事です。そして、いつも緊張を弛緩を同時に感じなくてはなりません。もし、力を抜くだけで内動がなければ、それは太極拳ではなく、健康法ででも武術でもなくなってしまうのです。

 

徳勝会において指導する太極拳

 

楊家太極拳(八十五式)、楊式太極拳大架式(八十八式)、楊式太極拳老架式(一〇八式)、太極刀、太極剣、太極杆、四正四隅推手等